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KNOWLEDGE COLUMN

プリーツには、5つの顔がある。

アコーディオン、BOX、アンブレラ、リンクル、クラッシュ。
同じ「ひだ」でも、折り方が違えば、服の表情はまるで変わる。

ABOUT PLEATS

「プリーツ」と聞いて、何を思い浮かべますか?

スカートのひだ? それとも制服のパンツ?

じつはプリーツには、形の異なるいくつかの種類があります。どんな折り方をするか、どの方向に倒すかで、生まれるシルエットはまったく変わります。

この違いを知ってから服を選ぶと、「なぜこの服はこう見えるのか」が分かるようになる。選び方が、ぐっと具体的になります。

TYPES OF PLEATS

5種類のプリーツ、基礎知識

プリーツの種類は、布の折り方と倒し方で決まります。それぞれ異なるシルエットと動きを生みます。

アコーディオンプリーツ

蛇腹楽器(アコーディオン)のように、細かく均等に折り重ねたプリーツ。ひだが細かいほど、動いたときの波打ち方が優雅になる。薄手の素材と組み合わさると、空気を含むように揺れる。

BOXプリーツ

布を両端から中心に向けて折り込み、「箱(BOX)」のような立体的なひだをつくる。正面から見るとフラットで端正。動いたときだけ大きく広がるため、静と動の対比が生まれる。

アンブレラプリーツ

傘(アンブレラ)が開くように、放射状に広がるプリーツ。フレアシルエットとの相性が高く、歩くたびに裾が揺れる。ひだが深いほど、広がりが大きくなる。

リンクルプリーツ

意図的に施した波形のしわがプリーツになっている。不規則な凹凸が独特の陰影をつくり、表面に動きのある表情が生まれる。素材の風合いと組み合わさって、ナチュラルな立体感を持つ。

クラッシュプリーツ

素材に熱や圧力をかけて変形させることで生まれる、不均一なひだ。押しつぶしたような立体感と、ランダムな陰影が特徴。着るほどに形が変化し、自分だけの表情に育っていく。

DENIM × PLEATS

デニムにプリーツを入れると、なぜ形が崩れないのか

デニムは、縦糸と横糸が斜めに交差する「綾織り」という構造を持っています。この構造がプリーツのひだにほどよいコシを与え、洗濯を繰り返しても形が戻りやすい。

さらに、デニム特有のインディゴ染めは、ひだの山(突出部)と谷(折り込み部)で光の当たり方が異なるため、自然なグラデーションが生まれます。着込むほど、そのコントラストは深まっていく。

デニム プリーツ ワイド パンツやプリーツ ジーンズは、この素材の特性を活かしたプリーツ設計になっています。

LINEN × PLEATS

リネンがプリーツになると、なぜ軽くなるのか

リネン(麻)の繊維は、中が空洞になっています。この「中空構造」が素材に軽さと通気性を与えています。

この特性がプリーツのドレープ性と組み合わさると、重力によって垂れ落ちるのではなく、空気を含みながらゆっくりと揺れるような動きが生まれます。重さではなく、「空気の流れ」で布が動く、という感覚です。

アコーディオンプリーツフレンチリネンキャミワンピースは、リネンの中空構造とアコーディオンプリーツの細かいひだが組み合わさることで、この軽やかな動きを実現しています。

WHY PLEATS MATTER

ひだ一本が、シルエットを変える。

プリーツは単なる装飾ではありません。

折り込まれた布は「余地」を持っています。静止しているときはひだが閉じてシルエットをすっきり見せ、身体が動くにつれてその余地が解放される。

だから、見た目はタイトなのに動きやすい。布の中に、動きのための空間が畳まれているのです。

これがプリーツという構造が、服のデザインで長く使われてきた理由です。

プリーツを知ると、服の選び方が変わる

ひだの数だけ、表情がある

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